カレンダー2022、ご紹介します♪
大変お待たせいたしました。
フロリレージュオリジナルカレンダー2022、完成しました。
2022年のケースは、ジュイ工場創業者オーベルカンフ夫妻の居室を飾っていた
『小鳥たち』(綿に木版プリント 1775年頃)。現代復刻生地名では『花と鳥』です。
愛嬌たっぷりのカラフルな鳥たちと、のびやかに咲き誇る花々、
間を埋める細かな地模様、、、木版による温かみあるプリントが柄をいっそう
魅力的に見せてくれます。
ケースに合わせて、リボンのお色は赤と淡いピンクにしました。
もし、お色のご希望がありましたら、ご注文時に備考欄にご記載ください。
(数に限りがございますため、ご希望に添えない場合もございます。)
ケースの蓋を持ち上げて、反対側に折り返し、内側でリボンを結ぶと
カレンダースタンドに早変わり。
今回も、私が撮りためたものの中から、ジュイとパリを感じる写真を選びました♪
1〜12月まで簡単にご紹介します:
1月:パリの蚤の市ヴァンヴで見つけた古い絵葉書。
100年以上前に交わされた新年の挨拶。BONNE FETE 2022!
2月:2016年文化村ザ・ミュージアムにて開催された
『西洋更紗 トワル・ド・ジュイ』展で展示された
マリー・アントワネットのドレスの一部。コットンプリントのドレスの
断片は、修道院に所蔵されている本の装丁に使われ、大切に保存されています。
3月:パリの朝食。オペラ・ガルニエに向かって左、歴史あるカフェ
グラン・カフェの朝食は、搾りたてのオレンジ・プレッセ、クロワッサン、
パン・オ・ショコラ、そしてもちろん、カフェオレ!
4月:『バラとチューリップ』(綿に木版プリント 1798年頃)
トワル・ド・ジュイ美術館蔵
チューリップの花弁の瑞々しさ、柔らかな表現、
当時の木版職人、プリント技術の高さに驚くばかり。
5月:観光客をいっぱい乗せて、セーヌ川を行くバトー・ムーシュ。
一日も早く、この光景が日常となる日が来ますように!
6月:2016年『トワル・ド・ジュイ』展開催時、渋谷・東急百貨店の
ショーウィンドーに飾られた色とりどりのジュイグッズ。
7月:ヴァンヴの蚤の市で見つけた19世紀後半、または20世紀前半の
ブルーが爽やかなトワル・ド・ジュイ。
青い染料は褪色しやすいため、18世紀のプループリントが残っていることは
珍しいそうです。
8月:パリ5区、リュクサンブール公園はパリ市民の憩いの場。
ヨットとスティックをスタンドで借りて、池に浮かべ、棒で一押し。
あとは風任せ。。。池の周りでは、のんびり日光浴したり、読書したり、
おしゃべりしたり、、、。公園は、8月のバカンスシーズンになると、
パリっ子に代わって観光客でいっぱいになります。
9月:秋の柔らかな日差しの中のペルメルと秋紫陽花。
ペルメルには美しい『豊穣の籠』ブルー。テーブルには、19世紀の
メゾン・ブラクニエ『女神とライオン』。
10月:窓辺のフォトフレーム。
廃番となってしまったシノワズリ『明王朝』グレーボルドー。
ジュイ柄織リボンを飾ったリースと共に。
11月:パリ・サント・シャペル教会の荘厳なステンドグラス。
その圧倒的な美しさに、誰もが言葉を失います。
12月:トワル・ド・ジュイ美術館のアイドル ジュイのトナカイさんから
JOYEUXNOEL 2022! どうぞ楽しいクリスマスを♪
カレンダー一枚一枚は、両サイドの日にちの部分を縦にカットすると、
メッセージカードとしてお使いいただけます。
そして、さらに、プラス2枚 絵葉書が付いています。
今回の絵葉書は、「ヴァンヴの蚤の市で見つけた戦利品いろいろ」と
同じく「ヴァンヴで見つけたアンティークジュイ」。
実際には、写真真ん中の三枚(地に柄のプリントのあるもの)は、
ジュイ工場のデザインではなく、ナントやノルマンディ、アルザスの
コットンプリント生地。今日では、ジュイ工場以外で製造された
コットンプリント生地も、トワル・ド・ジュイとして称されることが
多く、蚤の市でも時々見つけることができます。
2022年フロリレージュオリジナルカレンダーは、12月5日(日)21時から、
オンラインショップにて販売を開始いたします。
2022年も、ジュイとパリを感じるカレンダーと共に、
素敵な一年をお過ごしいただけますように♪
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