Galette des Rois 2019
あけましておめでとうございます。
旧年中のご愛顧、ありがとうございました。
ますます素敵なジュイをご紹介してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、フランスでは、1月6日は公現祭。
エピファニーÉpiphanieと呼ばれるキリスト教のお祭りです。
当方の三賢者が星に導かれて、ベツレヘムの馬小屋で生まれたイエス様を
贈り物を持って訪問、礼拝したことを祝う日です。
最近では、この日のお菓子ガレット・デ・ロワは、日本でも大人気ですね。
一年に一回のお菓子、一日遅れですが、私も焼きました~♪
シンプルで素朴なお菓子ですが、サクサクのパイ生地に
しっとりとしたアーモンドプードルのクリーム、温かいうちにいただくと、
一切れでは物足りない美味しさです。
フランスのマダムから伝授いただいた簡単レシピを
日本で作れるようアレンジしましたので、ご紹介しますね:
材料:冷凍パイ生地(スーパーで売っているものでOK)
アーモンドプードル 140~160g
無塩バター 100g
砂糖 120g(グラニュー糖、とうきび糖、なんでも。今回、私は素精糖を使いました。)
卵 3個(うち1個は卵黄のみ、小さじ1の水で伸ばしてテリを出す用に使用)
ラム酒 大さじ1
1)パイ生地を直径25cmほどの円形に、二枚伸ばす。
2)室温またはレンジで柔らかくしたバターと砂糖をボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
3)卵2個を混ぜ、2のボールに何回かに分けて入れてよく混ぜ、そこにアーモンドプードルと
ラム酒も入れ混ぜ合わせる。
4)オーブンを180度に温めておく。
5)1で伸ばしたパイ生地の一枚をオーブンシートを敷いた鉄板の上に乗せ、
水溶き卵黄を薄く塗る。
6)卵黄を塗ったパイ生地中央に3のクリームを乗せ、伸ばす。外周幅2㎝ほどは空けておく。
※フェーヴを入れるときは、ここでクリームの中に忍ばせてくださいね!
7)残り一枚のパイ生地を6の上にかぶせ、上下の縁をフォークでぐるりと押さえて、
よくつける。
8)パイ生地にお好みの模様をつけて、水溶き卵黄を薄く塗る。
9)180度のオーブン下段で20分ほど、上段で20分ほど焼く。(オーブンによって調整要)
粗熱をとってから、温かいうちに召し上がれ。
冷めたときは、オーブントースターなどで温めてから召し上がってくださいね。
フェーヴ(Fève)はもともとはそら豆だったそうですが、
今では可愛らしい陶器製のものが主流ですね。
アーモンドプードルクリームの中にこっそり忍ばせるのも忘れずに!
私は、お気に入りのメゾン・ド・ショコラ30周年記念のリボンフェーヴ を入れました。
ガレット・デ・ロワを焼くと、お正月気分も終わって、
いつもの日常が戻ってきたな、と感じます。
さて、そろそろクリスマスツリーを片付けましょうか^^
お正月行事がないフランスでは、公現祭が終わると、
もみの木のお片付けが始まります。
にぎやかだった毎日が終わって、ぼくにも日常がもどってきたよ。
「しまどら」にはさまった「あんこ」アレン。
ぼく、柴犬アレンも、どうぞよろしくお願いします~♪
静かな日常が戻って、あどけない表情ですやすや眠るアレン、、、
我が家の究極の癒しです。
アレンとともに、今年も楽しいブログをお届けしたいと思います。
ガレット・デ・ロワ、ぜひ作ってみてくださいね~♪